「三栗の 那賀に向へる 曝井の 絶えず通はむ そこに妻もが」
※⽇本語訳「三栗の実る那珂(川)へと注ぐ曝井の湧⽔のごとく、 絶えず通い続けよう、そこに愛する⼈がいるな ら。
これは、⽇本最古の歌集である万葉集に詠まれた歌です。
奈良時代から既に、那賀(現在の茨城)は栗の産地だったらしく、栗がいかに⽇本⼈の⽣活に根ざしていたかがわかりま す。
「三栗(みつぐり)の」という枕詞にあるように、
栗とは⼀つの毬(いが)の中に三つの実がなるものが⼀般的です。
しかし時は流れ令和の今、そんな千年の常識を覆す栗が⽣まれています。
その名は、飯沼栗
⼀つの毬の中に、⼀⼝では⾷べられないほどの⼤きな⼤きな栗を
たった⼀つだけ実らせる「⼀毬⼀果(いっきゅういっか)」 を実現した、 ⽇本有数の栗処・茨城でも最⾼峰の逸品です。
万⽺羹はこの飯沼栗をごろごろと万(よろず)に使っています。
万⽺羹の特徴は、飯沼栗の⼤きさと⽢さ 。
収穫直後、2週間以上の熟成期間を経て栗本来の⽢さを最⼤限に引き出しています。
栗の⼒強さに負けない北海道⼗勝産⼩⾖、栗の⽢さ、あんの⾷感を
バランス良く馴染ませるために、製造後5⽇熟成します。
そうして出来上がった万⽺羹は⾷感、⽢み、⾹りのが整い⾄⾼の味となります。